| 【頭痛に悩む人に】 |
(3)髄膜炎による頭痛
発熱を伴えば注意を
−記憶障害が残ることも−
|
|
| 【頭痛に悩む人に】 |
(3)髄膜炎による頭痛
発熱を伴えば注意を
−記憶障害が残ることも−
●ウイルス、細菌が髄膜に
脳は、内側から軟膜、くも膜、硬膜の三層の髄膜で覆われている。髄膜炎とは、ウイルスや細菌などが髄膜に入り込んで炎症を起こす病気だ。●脳炎を合併する場合も
髄膜炎になると、炎症が脳そのものまで広がる「脳炎」を合併する場合もある。
髄膜炎が疑われたときは入院して脊髄(せきずい)液の検査を行う。脊髄液を腰椎(ようつい)から採取して、白血球や糖を調べて、髄膜炎ならば、その病原は何かの判断をした上で、細菌やウイルスを見つける。髄膜炎や脳炎の程度を見るために、CT(コンピューター断層撮影法)やMRI(核磁気共鳴画像法)の検査も行う。
原因が細菌の場合は抗生物質を用い、ウイルスの場合は抗ウイルス薬を使うことが多い。髄膜炎を引き起こしたもとになる病気があれば、その治療も並行して行う。
髄膜炎は、早期に発見して早期に治療すれば治るが、時期を失したり、脳炎を合併したりすると、治ったとしても記憶障害などが残ってしまう。激しい頭痛が続き、熱がなかなか下がらない場合は、すぐに神経内科あるいは内科の専門医を受診するように。