| 【頭痛に悩む人に】 |
(7)慢性硬膜下血腫による頭痛
頭を打って脳から出血
−高齢者に多く、早く手術を−
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(7)慢性硬膜下血腫による頭痛
頭を打って脳から出血
−高齢者に多く、早く手術を−
●症状は打撲から2週間後
慢性硬膜下血腫は、高齢者に多い。お年寄りが頭をぶつけた後、何となく頭が重いとか、頭が重く足がまひしてスリッパが脱げやすくなったという場合や、急に話の内容がおかしくなった場合などが、この病気の兆候で、このようなお年寄りは、CT(コンピューター断層撮影法)検査によって血腫が発見される例が多い。●局所麻酔で手術
治療は手術を行う。頭がい骨に直径1センチほどの穴を開け、管を入れて、1〜2日血が出てくるのを待つ方法か、または、直径2ミリぐらいの穴を開け、注射器で血を吸い取る方法で行われる。両方とも局所麻酔で手術を行い、入院は1週間から10日程度だ。手術によって症状が消え、血腫は、小さくなれば、自然の治癒力で次第に周囲の組織に吸収され、なくなってしまう。しかし、5〜10%の割合で再手術もあり得る。
慢性硬膜下血腫は、CTによって発見が容易になったが、治療が遅れると、意識障害を起こし、死に至こともある。頭を打った後に頭痛がしつこく続いたり、急にまひやぼけ症状が起きたりしたときは、緊急入院しなければならない。周囲の人は注意してほしい。