テレビの視聴時間が長い(座っている時間が長い)ことが全死亡と心血管疾患(CVD)による死亡のリスク上昇と関係していると,オーストラリアのグループがCirculationの1月26日号に発表した。
同グループは,Australian Diabetes,Obesity and Lifestyle Studyに参加した25歳以上の成人8,800例を対象に,1日のテレビ視聴時間と追跡期間中(中央値6.6年間)の死亡との関係を検討した。延べ5万8,087人年の追跡で284例の死亡が確認された(うちCVD死87例,がん死125例)。
年齢,性,ウエスト周囲径,運動を補正した結果,1日のテレビ視聴時間が1時間長くなるごとに全死亡,CVD死,がん死のリスクがそれぞれ11%,18%,9%上昇した。1日のテレビ視聴時間が2時間未満の群と比較した全死亡のハザード比(HR)は2〜4時間未満群が1.13,4時間以上群が1.46,CVD死のHRはそれぞれ1.19,1.80であった。
一方,テレビの視聴時間とがん死,非CVD・非がん死との関係は有意ではなかった。
Dunstan DW, et al. Circulation 2010; 121: 384-391.
テレビ視聴時間が長いほど全死亡と心血管疾患による死亡リスクが上昇
[ 2010年2月11日号]
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