片頭痛の病歴の有無が閉経後乳がんのリスクと関係している可能性があると,米国の共同研究グループがJournal of Clinical Oncology の2月20日号に発表した。
片頭痛の病歴がある女性は乳がんのリスクが低いという仮説がある。同グループは,Women's Health Initiative Observational Studyに参加した50~79歳の女性9万1,116例を対象に,この仮説を検証した。1993~98年の登録から2005年9月までの乳がん診断は4,006例であった。
解析の結果,片頭痛の病歴がある女性は病歴がない女性と比べ乳がんのリスクが低かった〔ハザード比(HR)0.89,95%信頼区間0.80~0.98〕。この関係は,非ステロイド抗炎症薬の使用によって変わることはなかった。片頭痛の病歴による乳がんのリスク低下は,エストロゲンとプロゲステロン受容体がともに陽性のがんで強かった(HR 0.83)。
Li CI, et al. J Clin Oncol 2010; 28: 1005-1010.
片頭痛の病歴がある女性は閉経後乳がんのリスクが低い
[ 2010年3月11日号]
記事タイトル[掲載号]
-
中年の内臓脂肪が脳容積の低下と関連
[ 2010年7月29日号 New] -
肥満蔓延の低年齢化が平均寿命に影響
[ 2010年7月29日号 New] -
ふすまの摂取で女性2型糖尿病患者の死亡リスク低下
[ 2010年7月29日号 New] -
高齢者の意図的な減量は有効/過去の有害説を否定
[ 2010年7月29日号 New] -
歯磨きの回数と心疾患発症リスクが関連/1日2回未満は高リスク
[ 2010年7月29日号 New] -
うつ病のある高齢者は認知症とADの発症率が有意に高い
[ 2010年7月22日号] -
ブロッコリーが乳がんの幹細胞を抑制/含有化合物に予防・治療の可能性
[ 2010年7月22日号]











