コーヒーの摂取と心不全による入院または死亡リスク上昇との関係は認められないと,米国とスウェーデンの共同研究グループがAmerican Heart Journal の10月号に発表した。
先行研究で,1日5杯以上のコーヒー摂取が心不全の発症増加と関係すると報告されている。同グループは心筋梗塞,糖尿病,心不全の病歴のないスウェーデン人男性3万7,315例を1998〜2006年まで追跡。コーヒーの摂取と心不全による入院,死亡との関係を調べた。
9年間の追跡で784例が心不全を発症した。未補正の解析で,1万人年当たりの心不全発症はコーヒーの摂取が1日1杯以下では29.9例で,1日2杯では29.2例〔発症率比(RR)0.87〕,3杯で25.1例(RR 0.89),4杯で25.0例(RR 0.89),5杯以上でも18.1例(RR 0.89)と,コーヒーの摂取頻度が多いほど心不全のリスクが高くなるという関係は認められなかった。
Ahmed HN, et al. Am Heart J 2009; 158: 667-672.
コーヒーの摂取は心不全発症と関係しない
[ 2009年11月5日号]
記事タイトル[掲載号]
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