帯状疱疹後,特に眼部の帯状疱疹に罹患した後は脳卒中のリスクが高いと,台湾のグループがStrokeの11月号に発表した。
水痘・帯状疱疹ウイルスによる血管症と帯状疱疹後脳卒中症候群が以前に報告されているが,帯状疱疹後の脳卒中の正確な有病率に関するデータは不足している。同グループは,コホート研究により帯状疱疹後脳卒中の発症頻度を検討した。
対象は,1997〜2001年に帯状疱疹の治療を受けた7,760例とランダムに選択したコントロールの2万3,280例。1年間の追跡期間中に全体で439例(1.41%)が脳卒中を発症し,内訳は帯状疱疹群が133例(1.71%),コントロール群が306例(1.31%)であった。
ログランク検定の結果,帯状疱疹群の1年間の脳卒中発症率はコントロール群と比べ有意に高く(P<0.001),交絡因子調整後の帯状疱疹後脳卒中のハザード比は患者全体で1.31,眼部帯状疱疹に罹患した患者では4.28と特に高かった。
Kang JH, et al. Stroke 2009; 40: 3443-3448.
帯状疱疹後,特に眼部帯状疱疹後は脳卒中のリスクが高い
[ 2009年12月10日号]
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