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肥満の増加傾向が続くと喫煙率低下による平均余命への効果が帳消しに
[ 2009年12月24,31日号]

 米国における肥満者の増加傾向がこのまま続くと,今のペースで喫煙率が低下しても平均余命の延長は望めないと,ハーバード大学などのグループがNew England Journal of Medicine の12月3日号に発表した。
 米国ではこの30年で肥満者が増加する一方,喫煙者は減少している。同グループは,BMIと喫煙の傾向がこれまで通り続くと仮定,2005~20年の18歳時点の平均余命を予測した。BMIの傾向は国民健康栄養調査,喫煙の傾向は国民健康面接調査のデータをもとにした。
 その結果,BMIの増大による健康への負の影響は喫煙率低下の影響を上回り,2005~20年における18歳時点の平均余命は0.71年短縮すると予測された。一方,2020年までに全米国成人が標準体重の非喫煙者になった場合には,平均余命は約4年延長すると予測された。

Stewart ST, et al. N Engl J Med 2009; 361: 2252-2260.

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