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大豆食品の摂取で乳がん患者の死亡と再発が減少
[ 2010年1月14日号]

 乳がん患者の大豆食品摂取が死亡と再発のリスク低下に関係していると,米国と中国の共同研究グループがJAMAの12月9日号に発表した。
 大豆食品には乳がんのリスク低下に有効と考えられるイソフラボンが豊富に含まれている。しかし,イソフラボンのエストロゲン様作用,タモキシフェンとの相互作用の可能性から,乳がん患者の大豆食品摂取には懸念もある。
 同グループは,2002年3月~06年4月に乳がんと診断された中国人女性5,042例を2009年6月まで追跡。乳がん診断後の大豆食品摂取と死亡,再発との関係を検討した。
 中央値3.9年の追跡で,乳がんの手術を受けた5,033例中444例が死亡,534例が再発または乳がんに関連して死亡した。解析の結果,大豆蛋白または大豆イソフラボンの摂取として測定した大豆食品の摂取と,死亡および再発との間に負の相関関係が認められた。
 大豆蛋白摂取の最低四分位と比較した最高四分位のハザード比は全死亡が0.71,再発が0.68であった。また,多変量補正後のそれぞれの4年死亡率は10.3%対7.4%,4年再発率は11.2%対8.0%であった。この負の相関関係はエストロゲン受容体陽性・陰性,タモキシフェン使用・非使用にかかわらず認められた。

Shu XO, et al. JAMA 2009; 302: 2437-2443.

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